今までの営業姿勢は、現在では崩れつつあります。たとえばインターネットの普及。ネット上での取引など、遠隔地からでも交渉できるようになれば、今まで地域密着型で近隣のお客様を独占できていたのが、そうもいかなくなります。また、今1億円の残高があったとしても、質草が流れれば減っていきます。質屋業界でも、そこで工夫したり、新しいやり方にチャレンジする必要性が高まってきました。それに、ネットのおかげでお客様の知識も格段に増えました。この商品が市場でどのくらいの価格になるのか、調べようと思えばすぐに調べられるわけです。いらないものを売りさばくつもりならともかく、高価なブランド品などを質屋に持ち込もうというなら、高値をつけてもらえるように知識を仕入れていくのはもう当たり前。上から見下ろすような態度で、相手の足元を見た値段しかつけないというやり方は、これからは難しくなるでしょう。また、買い取った商品や質流れ品の販売形式も変わりつつあります。質屋がそれらを販売するために、各地域ごとに質屋さんが集まる質屋組合の競り市、オークションというものがあります。
Copyright (C) WWW.OCHIKO.COM. All Rights Reserved.